はじめに、「風俗業家においても他店が不況に喘ぐなか、業績・売上を伸ばしているお店も存在します。それはどういったお店かというのは、後ほど述べましょう」と言いましたが。もったいつけましたが、ようやくここで述べましょう。

差別化された、お客様の妄想を的確に実現してくれるお店

草食系男子は風俗に行かないと巷では言われていても、すでに紹介したとおり、彼らの欲求がここでしか叶えられないという独自の強みを持って差別化されたお店には、たとえ不況でもお客様は足を運んでいます。不況になると、経営者であれば事業運営上のストレス、社員であれば目標未達とかリストラによる職場環境悪化によるストレスが増加します。こうした苦しいストレスを発散させるために現実逃避としての選択肢のひとつとして、風俗の存在意義はあります。しかし、節約志向になっているお客様も費やしたお金が無駄にならないよう、お店選びは今までは、上に慎重に慎重をかさねます。そうして選ばれるお店こそが、「差別化された、お客様の妄想を忠実に実現してくれるお店」になるのです。

デフレ下においては風俗でも激安店が次々と誕生し、お客様をたくさん集めています。これはこれで価格による差別化です。今厳しいのは半端なお店が不況の影響をもろに受けています。

風俗産業は不況に強いと言われてきましたが、今回の100年に1度の経済危機が、不況下でも生き残れる店、消えていく店の二極分化をはっきりと示してくれました。